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第194回

リード エグジビション ジャパン (株) 事務局長 前薗雄飛氏


17年1月にロボット総合展初開催
セミナー・併催の展示会も充実

2016/10/28

リードエグジビションジャパン(株) 事務局長 前薗雄飛氏
 リード エグジビション ジャパン(株)(東京都新宿区西新宿1-26-2、Tel.03-3349-8501)では、2017年1月18~20日に東京ビッグサイトにてネプコン ジャパンなどとともに、新たに「第1回 ロボデックス ―ロボット開発・活用展―」を開催する。開発技術から活用まで網羅するロボットの総合展で、出展スペースを計画より拡大するなど開催前から大きな反響を得ている。事務局長の前薗雄飛氏に開催経緯や見どころなどを伺った。

 ――ロボット関連の展示会を開催するに至った経緯を。
 前薗 当社ではエレクトロニクス製造・実装・検査に関するアジア最大級の専門展である「ネプコン ジャパン」を毎年1月に開催しており、09年からは「オートモーティブ ワールド」、15年から「ウェアラブル EXPO」といった展示会も併催し、来場者の方がエレクトロニクスの最新動向を総合的に感じていただけるようにしてきた。そのなかで近年、出展社ならびに来場者の方から「ロボット関連の展示会を開催してほしい」という要望を多くいただくようになり、ネプコンに併催することで高い相乗効果が見込まれると感じ、17年1月に「第1回 ロボデックス」として開催することを決めた。

 ――展示会の内容は。
 前薗 最新の産業用・サービスロボットの実機はもちろんのこと、開発技術、ソフトウエア、人工知能、モーターといった要素技術など、ロボットに関するあらゆる技術が展示される。出展社数も当初は100社を見込んでいたが、おかげさまで想定を上回るお申し込みをいただき、国内外から約160社の出展が決まっている。来場者にとって情報収集だけでなく、新たなビジネスや技術開発につながる絶好の機会にしていきたい。

 ――セミナーも充実していますね。
 前薗 まず開催記念講演として、経済産業省 ロボット政策室長の安田篤氏とロボット革命イニシアチブ協議会 事務局長の久保智彰氏にご登壇いただく予定だ。また、安川電機、川崎重工業、ソフトバンクロボティクスといったロボット分野の国内トップ企業にご講演いただき、海外からは米国で注目を集める協働ロボットメーカーである「リシンク・ロボティクス」の創業者で、掃除ロボットの「ルンバ」の開発者としても知られるロドニー・ブルックス氏にもご登壇いただく。そのほか、MUJIN、GROUND、ライフロボティクスといった国内で注目のベンチャー企業や、日本空港ビルデングやハウステンボスといったロボットを活用している企業の視点も含めた構成になっている。

 ――同時開催の展示会について。
同時開催展の前回風景
同時開催展の前回風景
 前薗 ロボデックスと同じく初開催の展示会として「第1回スマート工場 EXPO」も併催する。工場のスマート化を促進する「IoT」「自動化」「省エネ」といった技術・ソリューションが一堂に出展する専門展で、ロボット技術とも非常に親和性が高い。
 このほか、従来から開催している「ネプコン ジャパン」「オートモーティブ ワールド」「ウェアラブル EXPO」「LED/有機EL 開発・応用展」と合わせてご覧いただくことで、1つの展示会場で様々な技術に触れていただくことができ、これまで以上に見どころが多い展示会となっている。

 ――来場者の方へメッセージを。
 前薗 当展示会は注目度が高まるロボット技術を、開発技術・要素技術まで含めて見ることができる場であり、ぜひ1日だけでなく、2日、3日と足を運んでいただき、ロボットをはじめとした最新エレクトロニクスの息吹を感じていただきたい。また、複数人でご来場いただき最新の技術動向を社内や部署内で共有していただくといった活用法や、併催する各展示会の技術の結びつきを感じ新しいアイデアの創出にもつなげていただきたい。もちろん技術の売り込み・提案、共同開発・アライアンスの模索などの絶好の場でもあり、出展についても若干ではあるがまだ対応できるため、出展にご興味がある方や来場に関する招待券などでご入り用のことがあれば、気軽に当社へお問い合わせいただければと思う。

(聞き手・浮島哲志記者)
(本紙2016年10月27日号9面 掲載)


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