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Report33

東大病院、新入院棟Bを18年1月から運用開始、10のコンセプト実現(1)


入院棟Aや各診療棟と有機的に連携、高度医療実践のインテグラルホスピタル誕生

2017/12/26

齊藤延人院長
齊藤延人院長
 東京大学医学部附属病院(東京都文京区本郷7-7-1、Tel.03-3815-5411)では、入院棟Bに代わる新しい入院棟B(新入院棟B)が竣工した。2018年1月5日(一部施設は18年3月)の運用開始を前に、12月13日に記者発表と見学会を行った。

 新入院棟Bの建設にあたり、入院棟Aや各診療棟との有機的な連携を図り、高度な医療を実践するための「インテグラルホスピタル構想」を基本方針に掲げる。その方針に基づく基本コンセプトは、(1)高機能病床(ICU)の充実、(2)周産期医療の充実、(3)小児医療の充実、(4)診療科横断的な診療体制の構築(センター機能)、(5)感染対策、(6)超高齢社会に対応した病棟設計、(7)治験病床と予防医学センター(検診部の拡充)の設置と新たな展開、(8)教育機能と情報発信機能の強化、(9)職員、研修医のアメニティ機能の改善、(10)災害医療の拠点としての機能で構成する。

談話コーナー
談話コーナー
 病院長の齊藤延人氏は、基本コンセプトを具現化した主な事例を紹介した。(1)高機能病床(ICU)の充実では、入院棟A4階の救命救急センターのICUおよび中央診療棟2の1階救急病棟を新入院棟Bの4階に移設し、救命救急センターとする。救命ICU 8床(個室2床、オープン6床)と急病棟12床を設置し、この新入院棟Bの4階フロアでは、病室以外の部屋にも医療ガスやナースコール、非常電源コンセントなど医療用の設備を設置することで、通常8床の救命ICUを最大16床まで確保できる。救命救急センターは18年3月からの稼働を予定しており、さらに、入院棟Aの救命ICU跡地(4階)にICUを増床する予定である。

(続きは本紙で)

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