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2018/2/27(2233号)主なヘッドライン
ハンバーガー、出店拡大機運
 

10年ぶりに店舗が純増するマクドナルド
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 ハンバーガー各社が出店拡大の機運にある。牽引しているのは、業界最大手、日本マクドナルド。2017年度決算で過去最高益を達成し、業績が急回復していることが要因だ。また、フレッシュネス、ファーストキッチン、バーガーキング、ドムドムバーガーも積極出店を行う方針。米国高級バーガー勢も着実に店舗網を増やしている。だが、2位のモスフードサービスは、オーナー高齢化などで出店が滞り、足踏みが続く。ハンバーガー業界の出店動向を追った。

■王者10年ぶりの純増、モスはオーナー高齢化で店舗減続く
 「新たなステージに向け着実に前進しており、今後の継続的な成長を確信している」と自信満々に語るのは日本マクドナルドHDのサラ・カサノバ社長だ。17年度決算で純利益が過去最高の240億円、既存店売上高も1月に26カ月連続増を達成していることからすれば当然ともいえる。
 同社は14年から15年にかけて、期限切れ鶏肉問題、異物混入問題などで一気に顧客離れが進み、15年度決算は350億円規模の赤字で苦境に陥っていた。翌年からは顧客の信用を回復すべく、品質管理の徹底、積極的な商品投入、店舗改装などのビジネスリカバリープランを推進し、これが奏功した。18年度からの3年間は成長期と捉え、3カ年で150~200店を出店する方針。100店規模の閉店を見込むものの、これまで戦略的閉店を含め続いていた減少は止まり、10年ぶりの純増となる見通しだ。

(以下、本紙2018年2月27日号1面)



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