商業施設新聞
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第496回

(株)コルレオーネ・インベストメント・ジャパン 代表取締役 中村武治氏


丸の内 タニタ食堂を誘致
錦鯉の目利きが趣味

2015/10/6

(株)コルレオーネ・インベストメント・ジャパン 代表取締役 中村武治氏
 (株)コルレオーネ・インベストメント・ジャパンは、「話題になる」企業アンテナショップの企画提案と、「話題になる」テナントを商業施設などに誘致する、東京アンテナショップ不動産を標榜する。丸の内タニタ食堂の誘致などで実績を誇る同社代表取締役の中村武治氏(=写真)は、かつてはアパレル業界に勤務していた。同氏に事業活動について聞いた。

―― 東京アンテナショップ不動産とは何ですか。

中村 当社は、スマホやSNSを活用したエンドユーザー自身が情報の発信者となる時代を見越し、リアルな体験スペースである不動産(リアル店舗)が情報の発信拠点となると考えています。企業は、その店舗から自社のコンセプトを伝え、顧客に商品やサービスを体験してもらい、各メディアを通じて口コミが拡散されることで広告宣伝に活用することができます。当社は、これを企業アンテナショップという形にして、企画提案しています。東京アンテナショップ不動産というサイトやフェイスブックを運営し、企業アンテナショップの専門コンサルティングを行っています。

―― 話題になる店を創り出すプロフェッショナルを自認していらっしゃいます。

中村 丸ノ内 タニタ食堂、テレビCM連動型プロモーションアンテナショップなど、話題になった大手企業のアンテナショップを手がけ、多くの実績を積ませていただきました。全国の中小企業向けにも、どのようなロケーションで、 どのような仕掛けを創り、どのようにプロモーションをすれば、話題になる店が具現化できるのか企画提案させていただいています。「話題になる」企業アンテナショップを作ることで、自社の商品やサービス、コンセプトなどの思いをエンドユーザーに直接伝え、体験していただくことにより、プロモーション&ブランディングスペースとしての発信力が最大に発揮されます。すでに多数の企業の商品、サービスの話題化に成功しています。

―― 「丸の内 タニタ食堂」を東京の丸の内国際ビルヂング地下1階へ誘致し、話題になりました。

話題を創った「丸の内 タニタ食堂」
話題を創った「丸の内 タニタ食堂」
中村 健康医療機器メーカーであるタニタ様が、同社社員食堂のレシピを書籍化したところ、「社員以外でも食べられる場所を提供してほしい」との要望を多くの読者から受けて出店した待望の1号店です。健康医療機器メーカーが運営する社外向けの社員食堂として注目される一方で、ややさびれがちだった地下レストラン街全体が一気に活性化し、周辺テナントや施設全体に相乗効果を生み出しました。発信力のあるテナント誘致は、連日多数のメディアに紹介され、テナントの発信力が絶大な力を発揮することが証明されました。

―― 東京・渋谷の代官山では、クールジャパンなブランドタオルのブティック「今治浴巾」を誘致しました。

中村 代官山駅から徒歩6分、渋谷駅から徒歩10分の八幡通り沿いの路面店として3月に開店しました。ファッション感度の高い人が集まる代官山で、良いものを厳選して使いたい層に向けた今治タオルのブランドショップです。今治市の丸栄タオル様が、優れた吸水性に加えて、デザイン性と高品質を誇るオリジナルタオルを多くの消費者に使ってもらいたいと願い、高感度層が集まる代官山の好立地にブティックとして開店しました。このほかに大手菓子製造業や、飲料会社のアンテナショップも支援しました。大手、中小を問わず多様な業種の企業からご相談をいただいています。

―― 逆に、企業アンテナショップを誘致したい商業施設側には、話題になる店を誘致する立場です。

中村 現在、大手IT関連企画企業ともミーティングを重ねており、リアルとデジタルでさらなる発信力の強化を図り、スペースのメディア化を進め、より強力な発信力で話題になる店を創出します。そして、商業施設のコンセプト提案から独自リーシングプラン、プロモーションを通じ「話題を創り出す=商業施設全体のバリューアップ」という独自目線から商業施設デベロッパー、運営会社に貢献します。私達は、クリエイティブな独自企画力と独自ネットワークを駆使し、話題になる店を創り出し、企業、商業施設、双方に貢献します。多くの問い合わせを歓迎します。

―― 現在はどんな企業の依頼で動いていますか。

中村 守秘義務の関係上詳しくはお話しできませんが、大手飲料メーカーが2社、大手調味料メーカー、大手カード会社などのアンテナシップや、飲食チェーン店の話題化プロジェクト、かつてないパチンコ店の創造プロジェクト、複数の商業施設からの企業アンテナショップ誘致依頼や、「話題になる」ための商業施設コンセプト立案など、沢山の楽しいご依頼をいただいています。まさに、リアルスペース(不動産)で話題を生み出し、リアル&デジタルでメディア化してプロモーションとブランディングを行う手法が認知され始めたと実感しています。

―― 中村代表は、09年の会社設立以前はどのような仕事をされていたのですか。

中村 大手アパレル会社から20代で独立し、23歳(1989年)の時に自社ブランドを立ち上げて直営店を展開しました。その後、他社からの店舗開発代行の依頼が増加したことを機会に、ロケーション(店舗立地)コンサルタント業を開始しました。銀座の商業施設のプロデュース(顧問契約)や、大手広告会社(フリーランス契約)などの経歴を生かし、現在は新たな店舗のあり方を、大手広告代理店とも連動しながら創造し、具現化しています。衣食住の産業で、誰も経験したことのないサービスを提供することを常に心がけています。

―― 趣味などはありますか。

中村 幼少の頃から錦鯉を見て歩くことが好きですが、残念ながら現在は多忙で行けません。私は、1966年の東京・墨田区生まれで、84年に同地にある日本大学第一高等学校を卒業したのですが、高校2年生の時に進路相談の機会がありました。その際に親と担任教師の前で、錦鯉の品定めや値段判定をする『鯉の目利き師』になりたいと打ち明けると、「そんな不安定な職業は将来性がない」とたしなめられたほどです。(笑)

(聞き手・笹倉聖一記者)


▼(株)コルレオーネ・インベストメント・ジャパン
〒104-0061 東京都中央区銀座8-12-15、Tel.03-5550-0575
http://www.corleone-investment-japan.co.jp/
2009年10月設立、資本金500万円、代表者=代表取締役 中村武治氏
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