商業施設新聞
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第398回

(株)七葉 取締役 鍵山 勲氏


抹茶カフェを全国で展開
営業で鍛えた泥臭さで1号店を開発

2013/9/3

(株)七葉 取締役 鍵山 勲氏
 (株)七葉は、抹茶と日本茶のカフェ「nana's green tea」を展開している。“現代の茶室”をテーマにした同業態は、東京ソラマチ、グランフロント大阪など話題の商業施設に出店し、女性を中心に3世代を集客する。2015年度には店舗数100店、売上高100億円を目指しており、国内外で拡大していく。同社取締役の鍵山勲氏(=写真)に話を聞いた。

―― 貴社の概要からお願いします。

ピオレ姫路店
ピオレ姫路店
鍵山 抹茶や日本茶を使ったドリンク、スイーツに加え、ご飯もの、うどんなどを提供するカフェ「nana's green tea」を展開しています。女性を中心に集客し、ほとんどが商業施設内への出店となります。現在の国内店舗数は63店、うち直営店が20店、FC店が43店で、海外でも出店しています。



―― 話題の商業施設に出店していますね。

鍵山 12年には東京ソラマチ、13年に入ってからはグランフロント大阪など話題の施設に出店させていただいています。グランフロント大阪店は80坪で、当社の中で最も大きい店となりました。平均は40~60坪なので倍近いサイズです。例年10店程度出店しており、今年は12月までに九州でもう1店オープンする計画です。

―― 店舗はいつごろから拡大しはじめたのでしょうか。

鍵山 3店目となる横浜赤レンガ倉庫店がきっかけです。それまでは、1号店の自由が丘店など2店だけを運営していました。横浜赤レンガ倉庫は重要文化財を活用した商業施設で、デベロッパーや小売店からの注目度が高かったんです。当時、当社の知名度はそれほど高くなかったのですが、幸運にも出店できました。話題の施設に出店できたことで、デベロッパーからは「あの施設に出店できるとは何者だ?」と注目していただけるようになりました。

―― 創業されたときのお話を聞かせてください。

鍵山 もともと私と社長の朽網はコピー機の営業をしていていたんです。飛び込みの営業で、ビルの中にあるオフィスを上から下まで訪問する泥臭い営業です。いろんな会社を訪問しましたね。身の危険を感じたこともあります(笑)。
 その営業時代に、朽網から抹茶を使ったカフェのアイディアを聞きました。人に絶対喜ばれる素晴らしい事業だな、と聞いていたのですが、誘いを受けて一緒に始めることになりました。そこからはコピー機の営業で鍛えた泥臭さで、1号店の場所を探し回りました。当時は東京のあらゆるところを回りましたね。

―― 自由が丘を狙っていたわけではなかったんですね。

鍵山 朽網と「自由が丘に出店できればいいね」なんて話はしてはいたんですが、なにせ家賃が高くて(笑)。ある日、たまたま自由が丘にある馴染みの洋服店の方と「いい場所ないですかね」なんて雑談程度で話していたら「あそこが空いている」と教えていただきました。すぐにテナントの管理会社に電話して、見に行きました。その場所が1号店です。

―― 今後の中長期的目標について教えてください。

鍵山 数字でいうと15年度に100店、100億円を達成したいと思っています。思いとしてはもっと抹茶を気軽に、そして日本だけでなく世界中の人に味わっていただきたいですね。

―― 最後に一言。

鍵山 我々は感動を提供したいと思っています。お客様が「これくらいだろう」と想像していることの上をいきたいんです。そのため、抹茶や寒天などメニューの素材に徹底的にこだわり、店作り、接客でもこだわってきました。今後も、お客様に感動を提供するために頑張っていきたいと思います。

(聞き手・高橋直也記者)



▼(株)七葉
〒158-0063 東京都世田谷区奥沢5-27-11、Tel.03-6715-6792
http://www.nanaha.com/
設立=2003年7月1日、代表者=代表取締役 朽網一人氏
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