商業施設新聞
新聞情報紙のご案内・ご購読 書籍のご案内・ご購入 セミナー/イベントのご案内 広告のご案内
2018/6/26(2250号)主なヘッドライン
スポーツクラブ業界2018      
5000億円市場へ拡大続く   

主要スポーツクラブの17年度実績と18年度計画
クリックして拡大
 “健康・運動”がブームを超え、人々の生活に定着したことなどで、大手を中心にスポーツクラブ業界が活況・拡大の様相を見せている。近年は総合型によるシニア層の利用や獲得が目立っていたが、ここ最近は若者、ビジネスマンなどをターゲットにした24時間営業、新業態なども続々開業。業界全体では2018年度、セントラルスポーツ、アクトスなどを中心に出店数増加が見込まれる。加えて、“海外発”のトレンドは勢いを増し、目新しさや機能性を強みに多店舗展開を加速する。健康や運動ニーズが高まり、さらには市場規模5000億円も見えてきたスポーツクラブ各社の動向を探る。

 日本生産性本部が発行する「レジャー白書2017」によると、16年のスポーツクラブ(フィットネス)市場の規模は、4480億円で過去最高を記録した。17年はこれをさらに上回る数字が見込まれており、市場規模5000億円が近づいている。ちなみに、08年は約4100億円だったことから、およそ10年で1000億円近くの伸びを示した格好だ。
 要因としては、健康・運動ブームの定着、各企業のバラエティ豊かな業態開発による選択肢の増加、新規プレイヤーの参入などが挙げられる。
 売上高100億円以上の主要11社の17年度売上高(公表ベース)は、業界トップのコナミスポーツクラブこそ前年度を下回ったが、残る各社はおおむね堅調に推移した。特に伸長したのは前年度比11.2%増の東祥だ。同社は郊外型の「ホリデイスポーツクラブ」をメーンに展開し、閉店することなく順調に店舗数を拡大し続けており、安定した収益の確保が好業績につながっている。

(以下、本紙2018年6月26日号1面)



関東/中部
東急電鉄、渋谷ストリーム、9月13日に開業
北海道/東北
江別蔦屋書店、複合書店が11月開業
近畿/中国
南海電気鉄道、なんばスカイオ、ヘルシー・ラボ設置
九州/四国
ニトリ、高松田村店を出店
小売業界動向
マツモトキヨシHD、18年度出店は100店
街づくり/都市開発
新港ふ頭客船ターミナル、ヨコハマ・ハンマーヘッドPJ、19年供用開始へ着工
ホテル&サービス
オリックス不動産、USJ至近に428室
東祥 スポーツクラブ事業、18年度は10店出店
ロジスティックス
トーセイ、ロジ開発をスタート
店舗・施設関連
NTTデータと乃村工藝社、新サービスで協業
外食産業動向
サザビーリーグ、シェイクシャック、2~3年で20店構築



【連載】
デベロッパーに聞く 次世代の商業・街づくり No.266
(株)相鉄ビルマネジメント 取締役 佐藤充氏
商業施設の元気テナント No.223
(株)タカヨシ 専務取締役 剱持健氏に聞く



開店フラッシュ
東京ミッドタウン日比谷
開店フラッシュmini
エクササイズコーチ渋谷店
経営者の目線 外食インタビュー
(株)D.K International 代表取締役 岩谷栄達氏
サイト内検索