商業施設新聞
新聞情報紙のご案内・ご購読 書籍のご案内・ご購入 セミナー/イベントのご案内 広告のご案内
2018/9/4(2260号)主なヘッドライン
訪日客が大挙する街 心斎橋
「買」「食」「泊」「歩」が充実、ホテル開発でさらに誘客

DgSが向かい合う「心斎橋筋商店街」
クリックして拡大
 大阪随一の繁華街として知られる心斎橋は近年、「歩く人の8割が外国人」という声も上がるほど、多くのインバウンドが訪れる街へと変化している。この変化をもたらす要因には、「買う」「食べる」「泊まる」と、段差などがなく「歩きやすい」の四拍子を揃えた、心斎橋ならではの地域性が深く関わっている。なぜ心斎橋に多くの訪日客が集まるのか探ってみた。

■来阪外客は1000万人超
 心斎橋は梅田や難波とともに、大阪市を代表する繁華街である。百貨店やファッションビルのほか、多くの店舗が立ち並び、脇道の飲食店が街に彩りを添える。ホテルの整備も進んでおり、国内の観光客だけでなく、訪日客も多数訪れる観光地となった。
 大阪観光局が1月に発表した「2017年年間外客数」によると、来阪外客数は11年の158万人から右肩上がりで伸び続け、17年には1111万人となった。加えて、同局が4月に発表した「2017年全期 関西空港外国人動向調査結果」では、訪問地に大阪を選んだ理由として、大阪の観光地が魅力的だったから、大阪の食事が魅力的だったから、大阪でのショッピングが魅力的だったから、の3つが上位を占めた。このように、買い物や食事が楽しめ、かつホテルも整備された街、それが心斎橋である。

(以下、本紙2018年9月4日号1面)



関東/中部
スターツデベロップメント、ニューコースト浦安、9月27日オープン
近畿/中国
中国SC開発、エキエ3期開業エリア、新幹線改札前に土産など
九州/四国
大和リース、BRANCH福岡下原、11月末オープンへ
小売業界動向
ドンキホーテHD 18年度、売上高1兆円計画、生活品や訪日客好調
しまむら、初のEC店開設
街づくり/都市開発
勝どき東地区再開発、19年初頭に着工
ホテル&サービス
東急不動産グループ、東急ステイ、観光都市へ出店加速
ロジスティックス
三井不動産、市川市で物流開発
店舗・施設関連
三井化学、Touch The TouchFocus、触って商品を疑似体験
外食産業動向
物語コーポレーション、18年度は60店出店



【連載】
商いの新しいものさし (株)商い創造研究所 松本大地 No.93
カフェテラス文化による第4のコーヒーの予兆
百均百様 差別化進む100円ショップ No.2
セリア
サイト内検索