商業施設新聞
新聞情報紙のご案内・ご購読 書籍のご案内・ご購入 セミナー/イベントのご案内 広告のご案内
2019/8/6(2306号)主なヘッドライン
クルーズブームを逃すな!、水辺の賑わいづくり活発
客船ターミナル整備進む、“海の駅”が続々誕生

博多港ウォーターフロントネクスト将来イメージ
クリックして拡大
 政府は2020年に訪日クルーズ船客500万人を目標に掲げている。しかし、18年は中国発クルーズ数減少や天候不良の影響などで目標の半分にも届かなかった。一方、日本人のクルーズ人口が増加し、各港で大型クルーズ船の寄港が着実に増えている。こうしたクルーズブームを逃すまいと“海の駅”ともいえるクルーズ客船ターミナルは店舗やホテルなど商業機能が充実し、港を中心に賑わいづくりが活発化している。開発の動向を追った。

◆クルーズ振興が活発化
 国土交通省によると、18年における日本港湾へのクルーズ船の寄港回数は過去最多の2930回(外国船社1913回、日本船社1017回)となった。港別では、博多港が5年連続の1位で、2位が那覇港、3位が長崎港となり、近隣の東アジア諸国から近い港が上位を占めた。
 ただ、中国発クルーズが前年の反動で前年比15.5%減の999回に落ち込んだ影響を受け、訪日クルーズ旅客も前年比3.1%減の245万1000人に減少した。一方で、日本発クルーズは前年比21.9%増の589回と増加しており、日本人クルーズ旅客数も18年に32万1000人と2年連続で30万人を超えている。中国発クルーズも20年に向けて適切な配船により回復する見込み。
 このため政府は「『官民連携による国際クルーズ拠点』を形成する港湾」(拠点港)の整備や、クルーズ寄港回数の増加に向けた取り組みを進めている。

(以下、本紙2019年8月6日号1面)



関東/中部
イオンモール高岡、9月14日、増床オープン
北海道/東北
大和リース、ブランチ札幌月寒、一部先行オープン
近畿/中国
三菱地所・サイモン、りんくうPO、第5期増設に着手
九州/四国
九州リースサービス、菊陽町で商業開発
アジア/海外
住友商事、中国でPM事業本格化
小売業界動向
三越伊勢丹、伊勢丹新宿店リモデル2期、28日に一部オープン
街づくり/都市開発
横浜市、旧上瀬谷通信施設土地利用、4ゾーンに分け整備
ホテル&サービス
福岡地所とタイトー、ノボルト、福岡市に9月開業
店舗・施設関連
USEN、AI BGMサービス、森ビルらと実証実験
外食産業動向
レインズインターナショナル、牛角、地方展開を強化



【連載】
デベロッパーに聞く 次世代の商業・街づくり No.307
野村不動産(株) 執行役員 都市創造事業本部
   商業事業部 ホテル事業部担当 宇佐美直子氏
商業施設の元気テナント No.228
(株)イノベーションリンク 代表取締役社長 大峯伊索氏に聞く
商いの新しいものさし (株)商い創造研究所 松本大地 No.104
広島マリーナホップ奇跡の復活劇
インバウンド4000万人時代 ホテル最前線 キーパーソンに聞く No.50
オリックス不動産(株) 取締役副社長 似内隆晃氏
インタビュー デベロッパーがつくるにぎわいのラーメン空間 No.4
東京ラーメン国技館 舞
釼持祐介氏の仕事 No.3
SHIROYAMA HOTEL kagoshima
新・渋谷 ~レボリューション'19~ No.1
東京急行電鉄(株) 渋谷開発事業部
   渋谷ヒカリエ運営担当支配人 北村多門氏に聞く



開店フラッシュmini
横浜ベイシェラトンホテル&タワーズ
全国の再開発計画を追う
埼玉県
サイト内検索