商業施設新聞
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2020/7/14(2353号)主なヘッドライン
緊急事態宣言解除後の商業施設
「郊外」「アパレル」=客戻り早く、「都心」「飲食店」=回復に遅れ

「アトレ」の郊外店は前年比90%台まで売り上げが回復している(写真は川崎店)
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 5月25日の緊急事態宣言解除を受けて、各商業施設が営業を再開してから2カ月近くが経とうとしている。各社に営業再開後の主要商業施設の動向をヒアリングしたところ、前年同時期に比べて、7~9割程度にまで客数が戻っていることや、さらに外出自粛による強い反動でいわゆる「リベンジ消費」の状況も見られる。ただ、東京都心と郊外の施設に差があることや、アパレルが好調となる一方で、飲食店の客足が鈍いことがわかった。この動きは今後、感染が再度拡大し、再び自粛要請、そして自粛が解かれた後の一つの指標となり、コロナ後における商業施設づくりの方向性にもつながりそうだ。

■昨年6月並みの回復も
 緊急事態宣言解除後、主要デベロッパーは、営業再開した商業施設において、入館者数の戻りが顕著だったという。具体的な数値は非公表が多いが、JR博多シティは博多駅で運営する「アミュプラザ博多」では、映画館など一部店舗を除き5月19日に営業を再開。6月20、21日は前年同日比で7割程度にまで客足が戻った。住商アーバン開発が運営する関東や関西に立地する施設のなかには、前年同時期並みの入館客数、売上高を記録している施設もあるという。

(以下、本紙2020年7月21日号1面)



関東/中部
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北海道/東北
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近畿/中国
野村不動産、塚口駅前に商業6000m²、大規模マンション低層に
九州/四国
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小売業界動向
コストコ、21年に3店を出店
コーナン商事、20年度は23店計画
街づくり/都市開発
東急不動産と鹿島建設、東京ポートシティ竹芝、商業が9月に開業
ホテル&サービス
オーセントホテルズ、ニセコに高級宿泊施設
ロジスティックス
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店舗・施設関連
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外食産業動向
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