商業施設新聞
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2022/4/26(2443号)主なヘッドライン
小売り6業界 22年2月期業績、百貨店2社が黒字転換
ウエルシアは1兆円達成

最終利益が黒字化した高島屋
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 商業施設新聞は、小売6業界大手の2022年2月期業績をまとめた。スーパーマーケット(SM)はまとめ買い需要や巣ごもり需要が収束・一巡するなどして、前期からの反動が見られるものの、小売全体としては回復傾向にあり、対象全16社中、増収増益は百貨店3社を含む7社を数えた。百貨店のJ.フロント リテイリング(JFR)や高島屋は前期、最終利益が赤字となっていたが、黒字に転換。また、アパレルのしまむらは売上高、利益とも過去最高を記録。ホームセンター(HC)のDCMホールディングスも過去最高益を更新するなど、コロナ禍でも力強い成長を見せた。

■百貨店:JFR、高島屋は最終利益が黒字に転換
 前期から最も回復を見せたのは百貨店業界だろう。JFRが営業収益8752億8100万円(前期比13.8%増)、営業利益93億8100万円(前期は242億6500万円の営業損失)、高島屋が営業収益7611億2400万円(同11.8%増)、営業利益41億1000万円(前期は134億9600万円の営業損失)、そごう・西武が営業収益4568億4200万円(同3.7%増)、営業損失35億2700万円(前期は66億9100万円の営業損失)で、3社とも増収増益だった。
 前期の最終損失はJFRが262億円、高島屋が339億円の赤字となっていたが、売り上げ増加により利益面も回復し、両社とも当期純利益を黒字化した。そごう・西武も主要店舗の総額売上高は西武渋谷店を除き前期比で10~20%増など回復傾向にあり、営業損失も約30億円改善した。

(以下、本紙2022年4月26日号1面)




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