商業施設新聞
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2022/6/14(2449号)主なヘッドライン
22年度 小売出店まとめ、69社で計約2695店を計画
DgS堅調も前年比116店減

マツキヨ&ココカラカンパニーは22年度に150店の出店を計画する
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 本紙は小売企業主要93社の2022年度における出店動向をまとめた。出店数が判明した69社の合計値は2695店前後となった。21年度の出店実績は、この69社で計2811店だったことから前年度比116店減となり、21年度に引き続き出店減の傾向となった。業界別ではドラッグストア(DgS)で100店超の出店が目立つものの、コンビニエンスストア(CVS)などは停滞している。またスーパーマーケット(SM)ではECなど、店舗網拡大とは別方面に投資する傾向がさらに強まっているようだ。

■DgS出店は堅調続く、調剤併設も
 22年度においても、DgSは大量出店を行う計画だ。21年10月にマツモトキヨシHDとココカラファインが合併して生まれたマツキヨココカラ&カンパニーは、150店の出店を計画。業界大手のウエルシアHDも、21年度から若干減少するも128店の出店を計画している。またスギホールディングスは120店、サンドラッグは100店と3桁出店が並ぶ。
 DgS8社の22年度出店数は565店で、21年度よりは若干減っているものの出店意欲は旺盛なまま。ハイペースな出店により、各社はさらにドミナント化を進め、商圏の囲い込みを図る。
 改装についてもサンドラッグ108店、ウエルシアHD85店、マツキヨココカラ&カンパニー80店など積極的に進めている。

(以下、本紙2022年6月14日号1面)




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