テイクアンドギヴ・ニーズ、新市場を“再び”創出
ブティックホテル旋風到来、唯一無二の施設を拡大
クリックして拡大
東京五輪に向けて、ビジネスホテルや高級ホテルが急激に増えた。エリアによっては供給過剰も指摘されるほどで、そこにコロナ禍が襲来し、ホテル業界は苦戦を強いられている。そんな中、ブライダル国内最大手の（株）テイクアンドギヴ・ニーズ（T＆G）はホテル事業を現在の3施設から2030年までに26施設とする計画を発表した。厳しさを増すホテル業界だが、同社が展開するのは“ブティックホテル”という新しい市場だ。かつてハウスウエディング市場を創出したT＆G。今度はホテル業界で新しい市場を創出しようとしている。
■国内ブティックホテル市場を創出
17年、東京・渋谷のキャットストリートから少し中に入った場所に「TRUNK（HOTEL）」（トランク ホテル）が開業した。全15の客室、ラウンジ、キッチン（レストラン）などを配するこのホテルは、デザイン性、コンセプトなどから瞬く間に話題となり、旅行者、周辺のワーカーなど多くの人が集まるようになった。宿泊費は高価格だが、カテゴリーはただの高級ホテルではなく、流行りのライフスタイルホテルでもない。同ホテルは国内“ブティックホテル”の先駆けなのだ。
ブティックホテルとは独創的で高いクリエイティビティを持ち、高品質かつ高単価な業態。富裕層や高感度な人たちが集まることで知られる。リーマンショック後、ライフスタイルの変化、本当に居心地の良いホテルなどを見つめ直す過程で広がっていった。
（以下、本紙2022年9月13日号1面）
関東／中部
イオンモール土岐、140店で10月7日開業、延べ7.2万m²、
総賃貸4.9万m²
北海道／東北
ヨークタウン塩竈舟入、店舗3633m²で11月開業、SMほか2者が出店
近畿／中国
日本郵便など3社、梅田3丁目計画届け出、7フロアで総店舗1.8万m²
九州／四国
コスモス薬品ら、薩摩川内市に複合店、2棟構成で総店舗2588m²
小売業界動向
クリエイトSDHD 新中期経営計画、売上高4200億円目指す、店舗数は850店へ
街づくり／都市開発
渋谷区道玄坂二丁目開発計画、23年9月の開業へ、路地など渋谷らしさ表現
ホテル＆サービス
ホテルインディゴ、渋谷の再開発に出店、客室は272室を予定
ロジスティックス
GLP上尾、延べ10.5万m²で着工、24年3月竣工へ
店舗・施設関連
SHIBUYA109渋谷店、AIカメラで人流把握、実証実験を開始
外食産業動向
イオンモールら、イオンモール土岐、1～2階に飲食25店、
開放的なテラス席を用意
えき×まち No.1
JR東日本
DXが創る新時代 No.14
RX Japan
Now On サウナ ③
黄金湯 店主 新保朋子氏に聞く
経営者の目線 外食インタビュー
（株）ダイナック 代表取締役社長 秋山武史氏
ズームアップ！注目企業インタビュー
（株）K―ブランドオフ 代表取締役社長 山内祐也氏