商業施設新聞
新聞情報紙のご案内・ご購読 書籍のご案内・ご購入 セミナー/イベントのご案内 広告のご案内
2025/2/25(2585号)主なヘッドライン
変わる福岡市 今春、新施設が複数
天神ワンビルがついに開業


開業が迫るワンビル
クリックして拡大
 福岡・天神で4月24日、大型再開発の「ONE FUKUOKA BLDG.」(ワンビル)が開業する。「CHANEL」が3層にわたって出店するなど新たなエリアの顔が完成するが、今春は福岡空港でも国際線ターミナルビル増改築工事の開業を控えている。今後も天神エリアで様々な開発が進むほか、福岡空港では国内線エリアで複合施設を整備し、さらに郊外では「マリノアシティ福岡」の建て替え計画もある。人口が増加し、街の姿が変化していく福岡市。今後も多くの投資が行われていく。

■天神ビッグバンで街に大人が増加
 西日本鉄道㈱が開発しているワンビルは福岡ビル、天神コアビル、天神第一名店ビル(天神ビブレ)を再開発したもので、地下4階地上19階塔屋1階建て延べ約14万7000m²におよぶ大型事業だ。商業フロアは地下2階~地上5階を中心に、計134店が出店する。CHANELが1~3階にオープンするほか、九州初出店・新業態は60店におよび、全体の6割超が福岡県内ではワンビルのみで店舗を構えるなど、西鉄の力の入れようが分かる。「NIKE」「蔦屋書店」「AKOMEYA TOKYO」など有力テナントが多く、業種はファッション、ジュエリー、コスメ、飲食店、食物販など幅広い。西鉄の開発担当者は「インスピレーションを与えたり、知らなかったものに出会えることが商業エリアの肝になっている」と話し、「創造交差点」を開発コンセプトに多様な人が集う場にする考えだ。
(以下、本紙2025年2月25日号1面)




関東/中部
ダイバーシティ東京 プラザ、5階西側エリアを改装、ゴジラ・ストアなど導入
近畿/中国
イオンモール、橿原SCに新エリア、3月1日から順次開業
九州/四国
大黒天物産、行橋市に2店複合、国道15号線沿いに出店
アジア/海外
セカンドストリート、新たな地域で事業開始、シンガポールと香港で
街づくり/都市開発
虎ノ門アルセアタワー、延べ18万m²超で竣工、商業など25年度に開業
小売業界動向
アルペン 25年6月期、全面改装を15店に拡大、出店は計画どおり6店
ホテル&サービス
帝国ホテル、30年ぶりの新規開業へ、京都市に26年春オープン
外食産業動向
串カツ田中HD 25年11月期、通期で新たに50店展開、天ぷら業態は4店出店



開店フラッシュmini
GOOD BEACH CLUB
経営者の目線 外食インタビュー
ビッグクリエイト(株) 代表取締役 北浦大作氏
海外は今
NYのベーカリー事情
サイト内検索