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第6回

DSM、横浜市に高機能性樹脂の研究開発拠点開設、2軸押出機の導入を計画


2013/4/23

 ディー・エス・エム ジャパン(株)(DSM、東京都港区芝公園2-6-3、Tel.03-5472-1811)の関連会社であるディーエスエムジャパンエンジニアリングプラスチックス(株)(DJEP)は、日本初の研究開発拠点となる、高機能性樹脂の用途開発を目的とした「ジャパンテクニカルセンター」を横浜ビジネスパーク(横浜市保土ケ谷区神戸町134)内にオープンした。
 DSMは、科学をベースとして健康、栄養、材料分野で活躍しているグローバル企業。ライフサイエンスとマテリアルサイエンスの事業分野があり、DJEPは、マテリアルサイエンスの中のパフォーマンスマテリアルを取り扱っている。高機能エンジニアリングプラスチックのグローバルソリューションプロバイダーで、近年、ポリアミドとポリエステルからなる製品群について、より付加価値が高いスペシャリティ製品へと進化させることで持続可能なイノベーションの創造とその紹介を世界に先駆けて行っている。これらのエンジニアリングプラスチックは電気電子、自動車、食品包装や消費財業界で使用されている。従来、オランダのヘーレン、米デトロイトに研究所を有しており、10年前には中国江陰市、3年前には中国上海市、インド・プネに研究所を開設。日本での研究所の設置は今回が初めてとなる。
1階部分に設置された射出成形機
1階部分に設置された射出成形機
 ジャパンテクニカルセンターの開設は、日本の顧客企業だけでなく海外に製造拠点を置く日本企業のビジネスをサポートするというDJEPの戦略に沿ったもの。多くの日本企業は、海外拠点で製造される製品の仕様を日本で定めているため、日本国内で革新的かつ持続可能な用途開発を行うことが重要となる。今回のテクニカルセンターの開設で、DJEPは自社製品の試験情報を迅速かつ具体的に提供することが可能となり、新規企業を含む顧客企業のニーズに対し、より密接した対応ができるようになる。
2階部分の様子
2階部分の様子
 このテクニカルセンターで主に検査対象となるのは、高機能性樹脂の中でも、自動車、電気・電子機器、食品パッケージ業界で使用されている製品。横浜ビジネスパーク テクニカルセンターの1階および2階部分740m²に設置され、18tと100tの2台の射出成形機、多機能物性試験機、各種分析機器、用途試験機などの多様な設備を導入し、顧客と密接な協力体制のもと、一貫した用途開発のプロセスを日本で行うことが可能。スペース的には余裕があり、今後設備の増強を進めていく予定で、2軸押出機を2013年後半に導入する計画も有している。テクニカルセンター開設に合わせて新規に3人の技術者を雇用。延べ十数人の技術者が出入りすることになる。今回の開設にかかった投資額は公表していないが、経済産業省の「アジア拠点化立地推進事業」と横浜市の「横浜市重点産業立地促進助成制度」による補助金対象事業となっている。
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