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Report29

名古屋掖済会病院、救急・災害・がん対策・アメニティ向上の新病棟完成(2)


2016/11/1

 (一財)日本海員掖済会 名古屋掖済会病院(名古屋市中川区松年町4-66、Tel.052-652-7711、加藤林也院長)は、救急医療、災害時医療、がん診療を強化し、療養環境も向上させた新病棟が11月1日にオープンする。オープン後に既存施設の改修工事を進め、最終的には老朽化した北館を解体する。

地下に新規導入したIMRT
地下に新規導入したIMRT
 免震構造のS造り地下1階地上7階建て延べ2万7000m²の新病棟には、最新鋭機器の導入のほか、建物の面でも様々な工夫が取り入れられている。地上1階のリハビリテーション室は、3カ所に分散していたリハビリ部門を集約・統合した。これにより、患者の利便性の向上や各療法士間での情報共有および業務の効率化につながる。また、隣接して和温療法を含めた心臓リハビリ部門を設置した。同病院のリハビリテーション利用者は、年間6万7000人(2015年)。

 透析室では、16床から28床に増設するとともに、水道水浄化システムや最新の透析システムを導入し、透析液・輸液管理のプログラム化も可能となった。急性期の血液浄化に対応し、感染症対応個室も備えている。

地下に新規導入したPET-CT
地下に新規導入したPET-CT
 2~7階の病室フロアは、建物の形状を逆L字型とし、南病棟と東病棟の2病棟で構成、各病棟の中央にスタッフステーションを配置することで、各病室へのアクセスが良好となった。スタッフステーションは、薬剤コーナー、準備室、廃棄物処理室を近くに配置し、動線効率を向上させている。1病棟は42床(4人床8部屋、有料個室7室、重症個室3室)を確保し、4人床の病室は、入り口横に洗面エリアと収納エリアを設け、洗面エリアは車いすでもゆったりと利用できる広さを確保した。有料個室の特別室A(ベッド、ミニキッチン付きの応接、洗面、シャワートイレの4エリア、50インチの壁掛けテレビ設置)は1日2万5000円(税別)、特別室Bは1万2000円(同)。各病棟のスタッフルームには経過観察室(2床)を設置している。

(続きは本紙で)

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