電子デバイス産業新聞(旧半導体産業新聞)
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2024/5/23(2600号)主なヘッドライン
国内半導体製造装置各社、24年度増収率は最大2割
AIと中国が牽引の構図続く、下期から先端投資回復へ


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 国内半導体製造装置主要各社の2024年度(25年3月期)通期業績見通しは、ばらつきがあるものの、多くの企業がプラス成長を見込んでおり、増収率は最大で約2割となりそうだ。上期(4~9月)はこれまでと変わらず、生成AI関連と中国向け投資が装置需要を牽引する構図となりそうだが、下期からDRAMをはじめとする先端プロセス投資が回復基調に入る。中国投資は米国による規制強化のリスクも高まっていることから、各社の計画達成に向けては下期の先端投資の回復がカギを握ることになりそうだ。
(以下、本紙2024年5月23日号1面)




自動車産業・部品
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IT・半導体産業
ソニー 24年度、半導体は15%増計画、センサー大判化が継続
ローム 24年度、負担増で利益68%減に、SiC関連の投資は継続
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クアルコム 4~6月期、車載関連が拡大へ、中国向けの需要も継続
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プリント回路・実装
新光電気工業、24年度売上は19%増、汎用サーバーの回復期待
TTM、マレーシア工場開設、高多層基板の量産拠点
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電子ディスプレー
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エノスター、1~3月は18%増収、生産最適化で稼働率向上
電池・新エネルギー
中国のPV導入量、1~3月は36%増、24年は前年と同水準か、国家エネルギー局調べ
ナトロン・エナジー、SIBの量産を開始、年産600MWの新工場開設
戸田工業と鳥取大学、ナトリウムイオン電池、酸化鉄系材料で構築
製造装置・材料・FA・ロボット
東京エレクトロン、24年度は2割増収予想、新規装置は下期から回復
オムロン、改革で成長に回帰へ、26年度に利益900億円に
SUMCO 1~3月期、減収も予想上回る、ウエハー市況 底打ち示唆
東邦アセチレン、山形で水素設備増強、半導体向けの対応強化
XYZ Robotics、日本市場での展開強化、知能ロボの引き合い拡大
テラダイン ロボ部門、1~3月は2%減収、MiRは大型受注獲得
サーブ・ロボティクス、マグナでロボ製造、株式上場で資金を調達
一般電子部品
タムラ製作所、メキシコで追加投資、DC向けなど増強
太陽誘電 24年度、需要回復で増収増益、夏以降へ在庫積み増し
KOA、24年度投資は224億円、新開発生産棟など



産官学のフューチャープラン No.349
京都府 第10回、メテック
日系EMSの逆襲~各社キーマンに聞く~ No.5
シークス(株) 代表取締役社長 柳瀬晃治氏
韓国財閥の功罪 No32
韓国財閥快進撃の功績⑳



インタビュー
山下マテリアル(株) 代表取締役社長 山下博樹氏
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