次世代低誘電材料、製品開発・投資が活況
ポスト5G/6Gが牽引、CCL企業らとの連携もカギに
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次世代のAIサーバーやルーターなど、クラウド・通信向け高速信号処理に対応した低伝送損失の基板材料開発が活況だ。現状では、PPE(ポリフェニレンエーテル)系などの高機能樹脂がメーンだが、ポスト5G/6G向けではさらに低誘電率・低誘電正接の基板材料が要求されており、関連各社は開発や供給体制の拡大に向けて一斉に動き出している。樹脂材料のみならず低粗度の銅箔や低誘電率のガラスクロスなど周辺部材とのすり合わせもカギになり、銅張積層板(CCL)企業との連携や協業も加速しそうだ。
(以下、本紙2025年5月29日号1面)
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