中国産シリコンウエハー、自給率 想定上回る進捗
26年に月産能力370万枚へ、中国資本工場の需要をカバー
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中国の300mmシリコンウエハーの国産化が予想を上回るスピードで進展している。月産能力は2025年に前年比で3割増となる335万枚、26年に370万枚に拡大する見通しだ。中国のメモリー企業や一部のレガシー半導体工場などの新ラインでは、国産ウエハーだけで生産するという事例も増えている。半導体のサプライチェーンを丸ごと国産化しようとしている中国では今後、信越半導体やSUMCOなどの日系シリコンウエハーの販売が思うように伸びていかない可能性が高まっている。
(以下、本紙2025年7月24日号2660面)
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