大阪 大型再開発を探る、梅田で大型施設が続々開業
新駅11駅の関連開発も
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総延べ54万m²におよぶ「グラングリーン大阪」の姿が少しずつ見えてきた。店舗は併設する大規模公園の緑を活かすなどして、ここならではの過ごし方を提案する。大阪府では様々な開発が進み、夢洲では総延べ77万m²超のIR施設など話題性が高いものも多い。一方で、大阪では2031年春までに11駅が誕生する見通し(本紙調べ)で、新駅周辺の開発も進んでいくとみられる。大阪府の再開発をまとめた。
■グラングリーンは新たな過ごし方提案
9月6日に先行まちびらきするグラングリーン大阪の概要が判明した。まちびらき時にはうめきた公園(公園内施設)、北館の19店がオープン、公園内にはレストラン、北館には「パタゴニア」などが開業し、この街の特徴である緑を活かす。
9月のまちびらきは全体としては一部で、25年春ごろには商業賃貸面積2万m²強の南館がオープンする。ここには、大規模フードマーケット「Time Out Market Osaka」、天然温泉やうめきた公園を見渡せるインフィニティプールが備わったスパを導入するなど、都市型のライフスタイルを提案することで、商業施設が集積する梅田において、新しい過ごし方、楽しみ方が誕生しそうだ。
(以下、本紙2024年4月9日号1面)
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