商業施設新聞
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2018/1/23(2228号)主なヘッドライン
跡地だよ!商業集合          
工場・市場跡で15計画

 工場や市場の跡地活用で、大型商業施設を誘致する動きが活発化している。これら跡地はまとまった規模を確保でき、多くの雇用が生み出せるほか、既存の施設を活性化できるなどの利点があるためだ。現在、本紙調べでは工場跡地で11件、市場跡地では4件の、計15のプロジェクトが進行中だ。このほかにも、今後に期待が持てるプロジェクトが数多く存在する。ただ、オーバーストアに伴う小商圏化も進んでおり、こうした点に配慮した商業開発が求められる。

■景気回復も新規工場規模は縮小
 経済産業省が2017年10月に発表した平成29年上期(1~6月期)工場立地動向調査結果(速報)によると、工場立地件数は前年同期比9.4%増の499件、工場立地面積は同1.7%増の569万m²といずれも増加した。企業の景況感が回復基調にあり、設備投資意欲が高まったことで、半導体関連や自動車関連で投資が拡大。加えて、旺盛な建設需要を背景に、鉄柱といった金属関連の工場立地も増加した。
 しかし、立地する工場の規模は年々縮小している。以前は敷地2万m²以上の工場が中心であったが、最近は同1万~2万m²の工場が増加しており、今後も同規模が増えると予測されている。逆に言えば、敷地2万m²以上の工場立地は今後もなかなか増えない見通しで、その跡地に大型商業施設を誘致する動きがある。中には「工場よりも商業施設のほうが、土地が高く売れる」という声も聞かれる。

(以下、本紙2018年1月23日号1面)



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