外食業界 23年12月期決算まとめ、ロイヤルら10社が増収増益
すかいらーくは出店攻勢へ
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商業施設新聞は、外食業界11社の2023年12月期決算をまとめた。人流の回復などもあり、ロイヤルホールディングス（株）など10社が増収増益を記録した。（株）ブロンコビリーは過去最高の売上高を記録するなど明るいトピックスが多く、（株）すかいらーくホールディングスは今後3年で約300店の出店を計画するなど、店舗の投資も戻ってきそうだ。一方で、パブ・居酒屋など戻りきっていない業種もあり、外食習慣の変化、賃上げ・原材料高などへの対応が迫られる。
■ロイヤルHDは3割超の大幅増収
23年12月期は、コロナの5類移行に伴う人流の回復やインバウンド需要の拡大が奏功し、調査した11社中、10社が増収増益だった。日本フードサービス協会の調査によると、23年の年間動向として、全業種を含む全体売上高は19年比7.7％増まで回復。業種によってばらつきはあるものの、確実に回復傾向にある。
12月決算の11社のうち、売上高が最も伸びたのはロイヤルHDで、1389億4000万円（前期比33.6％増）を記録した。ホテル事業などを含んだ数値にはなるものの、ロイヤルホスト事業としても既存店売上高は19年比115.1％とコロナ前を上回る水準になった。
（以下、本紙2024年3月19日号1面）
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