関西 鉄道沿線型商業施設、ロードサイドなど多様化
開発立地減少で転換期へ
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駅に人が戻り、駅ナカ商業施設も賑わいを取り戻してきた。こうした中、関西の鉄道会社が沿線でブランド展開する商業施設の開発動向をまとめたところ、2023年度に複数の開業、改装の動きがあった。一方で、沿線内で新規の開発余地は狭まり、JR西日本グループは高架下だけでなく、ロードサイドでも展開を始めるなど、新しい動きが出てきた。関西鉄道会社は転換期を迎えつつある。
■各施設の売り上げは軒並み回復
関西鉄道会社6社（JR西日本、京阪ホールディングス、阪急阪神ホールディングス、南海電気鉄道、近鉄グループホールディングス、大阪市高速電気軌道）がブランド展開する店舗および商業施設は表のとおり。6社のうち、JR西日本グループが展開する「VIERRA（ビエラ）」は32施設（ビエラタウン含む）と最も多い。ビエラは高架下の複合商業施設として、03年に「神戸」をオープンしたのを皮切りに、19年に東京初進出の「江東橋」（東京都墨田区）、21年に九州初の「小倉」（北九州市）を開業するなど、沿線内外で展開している。
（以下、本紙2024年3月26日号1面）
関東／中部
イオンレイクタウン、29日にアウトレット増床、kaze、moriも改装
近畿／中国
イオンリテール、そよら鈴鹿白子、12店集積で28日開業、
年間来館者数は約184万人
九州／四国
アミュプラザ鹿児島、6店をリニューアル、5月下旬までに順次開店
アジア／海外
イオンモール デルタマス、総賃貸8.6万m²で開業、
インドネシアの旗艦モール
街づくり／都市開発
三菱地所とTBS、赤坂二・六丁目地区、延べ20.6万m²で着工、
劇場、国際水準ホテルなど
小売業界動向
ジャパン・アイウェアHD 25年1月期、国内出店8店以上を計画、
海外は中国で1店以上
ロジスティックス
大和ハウス工業など、千葉市に大型物流施設、4月1日に着工へ
店舗・施設関連
大和冷機工業、組立式冷蔵・冷凍庫、狭い場所でも設置可能、
分解・搬入を短時間で
ホテル＆サービス
須磨海浜公園、水族館とホテルが6月開業、ホテルでイルカ触れ合い
外食産業動向
フジオフードグループ本社（国内） 24年12月期、直営とFCで30店出店、
運営変更は27店を計画
SC激戦区 湘南・西湘エリアを歩く No.9
湘南モールフィル
開店フラッシュmini
サミットストア ららテラス HARUMI FLAG店
ズームアップ！注目企業インタビュー
（株）スマートフィットネス 運営事業本部 部長 飯島知広氏
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