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第7回

未来産業基地とちぎ中央、北関東道近接で東日本の事業拠点最適地、6月第2期分譲開始


2014/4/28

未来産業基地とちぎ中央
未来産業基地とちぎ中央
 未来産業基地とちぎ中央(みぶ羽生田産業団地)は、栃木県企業局が事業主体となって、栃木県下都賀郡壬生町に整備を進めている工業団地。新競馬場予定地として用地買収が進められていた土地で、その後事業が中止となり、遊休地となっていた場所で整備が進められている。団地面積は86.5万m²、区画面積は70.3万m²となっている。
 壬生町は宇都宮市の南に位置しており、人口は約4万人。獨協医科大学病院が町内にあり、人口1万人あたりの医師数は全国4位、北関東自動車道の開通などもあり、若い世代が移り住んでおり、人口増加率は県内随一となっている。町内のおもちゃのまちにはおもちゃ工業団地もある。
 未来産業基地とちぎ中央は、2012年12月に第1期の分譲を開始。第6街区に食品卸の(株)三和が支店を開設、(株)ホンダパーツ日商が宇都宮市から移転する計画で、夏ごろの操業を予定している。13年3月にはアクセス道路が開通しており、北関東自動車道の壬生ICと5分で結ばれている。
 第1期分譲区画では、3-9街区(2.1万m²)、3-10街区(2.2万m²)、3-11街区(2.5万m²)、5街区(3.6万m²)が分譲中。
 6月には第2期の分譲を開始する予定で、現在予約を受け付け中。第2期で分譲するのは1街区と2-2街区の2街区で、1街区は22.9万m²と東京ドーム約5個分の広さがあり、関東屈指の大きさを誇る。この区画に関しては、この規模を活用できる企業の立地を希望しており、分割ではなく一括での取得を希望している。2-2街区は4.3万m²の広さだが、分割しての分譲も受け付けている。15年度には2-1街区(10.4万m²)と4街区(5.4万m²)を分譲する予定で、その後も順次造成分譲を進める。
 立地にあたっては、栃木県企業立地・集積促進補助が最大30億円を活用できるほか、立地企業緊急雇用促進補助金が最大1億円活用できる。また、壬生町では都市計画税を課税しておらず、投下固定資産額奨励金として条件によって工場の新設・増改築に係る固定資産税相当額の3分の1を3年間交付する。
 未来産業基地栃木中央は、都心から約90kmに位置しており、北関東壬生ICからクルマで約5分の場所に位置している。北関東自動車道を使うことで、重要港湾である茨城港とのアクセスも良好で、また都心を経由することなく西日本へとアクセスすることも可能。また、東北自動車道鹿沼ICも車で約12分の位置にあり、北日本地方へのアクセスも良好だ。鹿沼ICへのアクセス道路の整備も検討されており、まさに東日本をカバーする事業拠点の最適地となっている。
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