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セコム医療システム(株) 代表取締役会長 布施達朗氏(上)


医療事業および介護事業を講演

2016/7/5

布施達朗氏
布施達朗氏
 セコム(株)は、子会社のセコム医療システム(株)を通じて、医療事業、介護事業を展開している。国内では18病院、1診療所と提携して病院経営にも携わるほか、2014年にインドで病院を開業した。セコム医療システムの代表取締役会長の布施達朗氏は、JPI特別セミナーにおいて、「セコムが2014年開設したインドでの日本式医療展開で得られた貴重な知見を活かす今後のアジア海外医療事業」と題した講演を行った。布施氏は、同社の国内医療事業やインドでの病院事業の現状、今後の見通しについて語った。同セミナーを紹介する第1回は、セコムの国内医療・介護事業の動向や今後の方針にスポットを当てる。

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◆病院、介護施設を積極展開
東京都世田谷区には「セコムカレア千歳烏山」をオープン」
東京都世田谷区には「セコムカレア千歳烏山」をオープン」
 セコムと言えば警備のイメージが強いが、布施氏は「安心で快適な生活を営む上で医療、介護は必要不可欠なセキュリティ」とし、それこそがセコムが医療事業に参入した理由だと語る。布施氏は「高齢化社会において急に体調が悪くなったときに、家族がいなくてもセコムが近くにいてよかった」となるような社会インフラになることを目指している。

 セコムグループの医療事業の流れをみると、1989年に米国の救急医療会社のM&Aを実施したことから始まる。その後、在宅医療事業を立ち上げ、91年に日本初の訪問看護ステーションを作り、がん患者のケアなどを行っていた。訪問看護は日本初ということもあり、布施氏は「理解を得るのは大変だった」と振り返る。

 ただ、セコムは鍵を他人に預ける『ホームセキュリティ』という日本で誰もやったことのない事業を広めた実績があった。ある意味、セコムは誰もしたことがない事業を広めることに慣れていた。医師、看護師、患者などを粘り強く説得し、納得してもらうことができたという。

 セコム医療システム(株)としては02年に設立した。現在、医療事業は健康・予防、医療、介護など多分野にわたる。

(続きは本紙で)

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