商業施設新聞
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No.719

猛暑のリフレッシュ


永松 茂和

2019/8/20

 コンビニのローソンが8月6日から「おでん」の販売を開始した。気になったのでその内容を見ると、2019年版では野菜の具材比率を増やした「つゆしみがんも」、「ひじきと5種野菜のさつま揚げ」、チーズを4種類の野菜を入れて作ったつくねで包んだ「チーズの野菜ハンバーグ」など、具だくさんのおでん種を順次発売する。また、おでん商品の製法を見直すことで、「つゆしみ」「つゆ絡み」「食感」を楽しめる仕立てにした。おでんのつゆは、薄削りのかつお節を後から入れる“追い鰹製法”を追加し、香り立ちのよいだしに、地域ごとに馴染みのあるだしを加え、全国9種類に分けて提供するというものだ。

 この話を聞いて、「何を考えているんだ!」と思ったのは自分だけであろうか。誰もこの時期に食べるはずはないという、怒りにも似た思いがふつふつと沸き上がってきてしまった。というのも、梅雨明けから気温が35℃以上の猛暑が続き、熱い食べ物を見るのも嫌になっているからである。夏には体を冷やすカレーや冷たいそば、野菜、果物を食べるのが習慣になっているのである。ただ、よくよく考えてみると、夏に熱いものを食べてたっぷり汗をかくことは新陳代謝を促し、熱中症を防ぐ意味で良いことなのかもしれない。
 特に今年は、6月27日から33日間連続で雨が降り、梅雨明けが去年より1カ月遅れた。加えて7月にもかかわらず20℃程度の低温が続き、梅雨明けしても汗をかきにくく、熱中症になりやすい体質ができあがっているのである。ローソンの思惑がここにあるのか定かではないが、他のコンビニに先んじて人気のおでんを販売して、定着させようというのが本音であろう。

岩盤浴でリフレッシュ
岩盤浴でリフレッシュ
 前置きが長くなってしまった。この夏には熱中症対策ではないが、夏のおでんと同様、夏に岩盤浴を始めてみた。岩盤浴は、2000年代前半にブームを迎え、専門店も続々と出店するなどピーク時には2000店を数え、その当時は体験取材をさせてもらったこともあり、なじみ深い存在だ。

 言わずもがなかもしれないが、入浴方法は簡単で、水分をたっぷり補給し、岩盤浴衣を着て40℃前後の薄暗い室内にある岩盤の上に仰向けとうつ伏せを数回繰り返し、たっぷり汗をかくことでリフレッシュできる。なぜサウナにしないかというと、サウナは室温が90℃~100℃に達するため数分程度しか中にいることができないし、単純に気持ちが良くないためである。岩盤浴の場合、あまりの気持ちよさから寝入ってしまうこともあるほどで、出る汗も通常のベトベトとした汗とは違い、サラサラであり、デトックス効果があると言われている。

 岩盤浴は、数年前に衛生問題などによりブームは一段落したものの、とにかく気持ちが良くヒーリング効果があるという。今年の夏は、玉砂利、鉱石、玉石、黄土石など色々な種類の石の岩盤浴を体験して違いを感じたいものである。
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