電子デバイス産業新聞(旧半導体産業新聞)
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第58回

ザイリンクス(株) 代表取締役社長 サム・ローガン氏


ツールがC言語をRTLに自動変換
「ET展で28nm製品の体験を」

2013/11/22

ザイリンクス(株) 代表取締役社長 サム・ローガン氏
 ザイリンクス(米カリフォルニア州サンノゼ、日本法人=東京都品川区大崎1-2-2、Tel.03-6744-7777)は、28nmから20nm以降へとプロセスを進化させながら、ARMプロセッサーを統合したSoCを供給するなど、新たな領域に踏み出した。ザイリンクス(株)代表取締役社長のサム・ローガン氏に状況や戦略を伺った。

―― 28nm製品の反響と20nm製品の開発状況は。
 ローガン SoCを含めた28nm製品は引き続き予想を上回る売り上げを見せ、第2四半期(2013年7~9月)は売上高5億9900万ドルのうち8000万ドル以上を占めた。
 6月末にTSMCにテープアウトした20nm製品は、このほどデバイスが完成し、すでに特性の評価を進めており、ロジックやトランシーバー性能など非常にいい結果が出ている。

―― 新戦略を開始した。
 ローガン 6年前に米国本社のトップに就任したモーシェ・ガブリエロフは、28nm、3DIC、ARMプロセッサーの統合、使いやすいツールの開発を目標に掲げ、強力なリーダーシップで実現した。SoCを提供するようになり、我々も「FPGAベンダー」からカテゴリーやイメージを変える必要が出てきた。


(聞き手・本紙編集部)
(以下、本紙2013年11月20日号4面)

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