商業施設新聞
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2018/9/25(2263号)主なヘッドライン
コスメ、抜群の集客力を発揮
商業施設の主役の座に、プレーヤー多数で総力戦

二子玉川ライズS.C.の改装の核となったフルーツギャザリング
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 働く女性の増加やライフスタイルの変化で、化粧品に対する女性の関心は高まり、商業施設でコスメショップの存在感が増している。昨今は館リニューアルの目玉の一つとして、コスメ店誘致が増えている。店舗の華やかさ、賑わい感、体験体感型の楽しさが、館に“明るさ”を加え、コスメは今まさに集客エンジンとも言える存在だ。かつ、コスメはトレンドを生み出しやすく、購買サイクルも早い。ファン化できればリピーターを獲得でき、集客につながる。また、ファッションとの相乗効果も高く、衣料品の活性化にも一役買っている。成長分野のコスメには期待が集まっているが、SC、百貨店からセレクトショップなどプレーヤーは多数で、競争は熾烈だ。

■SCではファッションから「コスメ」「食」に
 昨今の消費の多様化を受け、SCではファッションから「コスメ」「食」「コト」への流れが顕著だ。特にファッションと親和性が高いコスメ、美分野の拡大が目立つ。
 ルミネでは全社を挙げてビューティーの強化を図っており、この3年間でコスメ業種は50店以上増えている。アパレルとの買い回りを強化し、フロアを活性化させるための役割も担っているという。売り場の集積という「面」よりも、テナントミックスの「点」でコスメを強化していく方針だ。
 パルコもリニューアルの一環でコスメ分野を継続拡充しており、この秋冬では全館に新規・改装で計10店を導入している。

(以下、本紙2018年9月25日号1面)



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