成長加速 リユース各社、国内外で出店攻勢続く
新業態や専門店も増加
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リユース業界は物価高騰による消費者の節約志向に加え、若年層の価値観の変化や高齢者の資産整理、インバウンド需要の増加を背景に年々成長を続けている。国内では買取店の出店が相次ぎ、競争激化の兆しも見られる中、各社は新業態や旗艦店を出店し、買取と販売のさらなる充実を図っている。海外では東南アジアを中心に出店が増加し、マーケットは欧州、米国、中国へと広がりを見せている。国内外で出店攻勢をかけるリユース各社の取り組みを追った。
■リユース市場規模は約3.5兆円に拡大
環境省が2025年6月にまとめた「24年度リユース市場規模調査 報告書」によると、リユース市場規模(一般消費者の最終需要ベース)は前回の調査(21年度)に比べて約2.8%増の約3兆5000億円と推計され、購入先別ではリユースショップ・中古品販売店の店頭で購入が1兆8757億円(全体の53.6%)と最も多い結果となった。
事業を手がける幹部からも「ここ数年でリユースの認知度が浸透していると感じる」という声が上がるほど、リユース業界への関心・期待は高まっている。かつてはリユース店の誘致に二の足を踏んでいた商業施設も、今では買取店を中心に積極的に導入しており、デベロッパー側は査定の合間に館内で買い物を楽しんでもらいたいという来館動機につなげたい狙いがある。一方、出店する買取店側は不特定多数の人が集まる場所で、優良な商材を仕入れたいという狙いがあり、両者の思惑が一致して出店へと結びついている。実際、直近の6月もBuySell Technologiesがゆめモール五日市やイオン八王子滝山に買取店を開店し、まんだらけは大宮ラクーンに新店をオープンするなど、商業施設内への出店事例は増える一方だ。
(以下、本紙2026年6月30日号1面)
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