産業タイムズ社
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セミナー
ビギナーのための「半導体メモリー」入門オンデマンド配信
~半導体市場を牽引するキーデバイス、今さら人に聞けない構造やプロセス、市場を基礎から学ぼう!~

  配信期間
2024年11月1日(金)~11月30日(土)まで
※期間中は何度でもご視聴できます
  参加費
33,000円(税込)/1名(資料ダウンロードあり)
★プログラムを読まれる前に
 
スマートフォンやパソコンなどのIT機器において、情報を記録する重要な役割を担う半導体メモリーには、大きく2つの種類があります。RAM(随時書き込み・読み出しができるメモリー)ROM(読み出し専用メモリー)です。身近な例を挙げて解説しますと、スマートフォンにおいては、OS(基本ソフト)やアプリなどのプログラムおよび写真、動画、音楽データなどを格納する「倉庫」の役割を担うのが、ROMの一種である「フラッシュメモリー」です。また、そのフラッシュメモリーから転送されたプログラムの動作をCPUと連動して実行する作業、言い換えればOSを立ち上げたり、アプリを操作したり、メールを打つなどの「作業場」となるのが、RAMの一種である「DRAM」(ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリー)や「SRAM」(スタティック・ランダム・アクセス・メモリー)です。(図1)。スマートフォンがサクサク動くには、RAMの容量を大きくしたり、書き込みや読み出しの速度を早くすることが必要です。また、スマートフォンに写真や動画をたくさん入れたい場合は、フラッシュメモリーの容量を大きくする必要があります。いずれにしても、RAMとROMの両方がないと、スマートフォンは機能しません。

図1 半導体メモリーの役割(スマートフォンの例)
図1 半導体メモリーの役割(スマートフォンの例)

 また、半導体メモリーは、電気を切ると記録データが消えてしまう「揮発性」と、電気を切ってもデータが消えない「不揮発性」で分けることができます(図2)。現状、半導体メモリーの世界市場では、RAMではDRAM、ROMではNAND型フラッシュメモリーが主流となっていますが、それらからの置き換えを狙う次世代メモリーも研究開発が活発化しています。
 これらのメモリーは、AIにおいても欠かせないものです。AIは膨大な数の演算を必要としますが、これを担当するGPU(グラフィックス・プロセッサ・ユニット)には、その側で作業場として機能するHBM(高いバンド幅のDRAM)が不可欠な存在です。また、演算により作られたデータを保存しておく倉庫の役目を果たすために、大容量のNANDフラッシュメモリーも必要です。
 今回のセミナーは、初心者を対象として半導体メモリーの開発の歴史、製造プロセス、種類、応用分野から次世代メモリーの開発状況まで、今更聞けない各種用語の解説を含めて解説します。すべては「顧客とのコミュニケーションを円滑に行うため」、これが同セミナーの最大の目標です。技術がご専門でないビジネスマン、ビジネスウーマンの皆様方のご参加をお待ち申しております。

図2 主な半導体メモリーの種類
図2 主な半導体メモリーの種類

 今回のセミナーは、初心者を対象として半導体メモリーの開発の歴史、製造プロセス、種類、応用分野から次世代メモリーの開発状況まで、今更聞けない各種用語の解説を含めて解説します。すべては「顧客とのコミュニケーションを円滑に行うため」、これが同セミナーの最大の目標です。技術がご専門でないビジネスマン、ビジネスウーマンの皆様方のご参加をお待ち申しております。
 
■ プログラム
第1部 用語・略語解説(用語を徹底解説します)(約90分)

 
1.はじめに(プロセスとクリーンルーム)
2.デジタル信号処理、電子機器とメモリー
3.コンピューター用メモリーの種類と応用
4.半導体メモリー開発の歴史
講師:㈱産業タイムズ社 特別顧問(元東芝) 加藤一
第2部 半導体メモリー基礎講座(しくみや構造、応用、製造技術などを、分かりやすく解説します)(約180分)

 
1.予備知識
2.不揮発性メモリーの動作と動向、進歩
3.組立工程
4.NANDフラッシュメモリーの応用と今後の製品
講師:元東芝メモリシステムズ㈱ メモリシステム応用技術部長 柳澤 令一
第3部 半導体メモリーの市場動向(約60分)

 
1.半導体全体およびメモリーの市場動向
2.世界の主要メモリーメーカーの最新投資動向
3.メモリーの技術トレンド(HBM、次世代メモリーなど)
4.メモリー市場の今後
講師:㈱産業タイムズ社 電子デバイス産業新聞 編集委員(事業開発部部長) 甕 秀樹
※セミナーへの御参加はお申込をされたご本人様のみとなります。複数名での視聴はご遠慮ください。また参加URLの拡散は固くお断り申し上げます。
■ お申込み後の流れ
  申込み確認次第、参加証・請求書をご郵送させて頂きます。
  お支払いは、請求書がお手元に届いてからのお手続きで問題ございません。
  
  ※お申込みいただいた後、事務局よりお申込み受付完了メールを送らせていただきます。
  そのメールにてURL、アクセスコード等をご連絡させていただきます。
  メールがお手元に届くまで、1~2日程度を要する可能性がありますので、ご了承ください。
■問い合わせ先
○ 産業タイムズ社 事業開発部
    TEL:03-5835-5894 FAX:03-5835-5497
    Email:pd@sangyo-times.co.jp
現在弊社ではリモートワークを導入しております。
ご不便をおかけいたしますが、お問い合わせにつきましては、なるべくメールでのご連絡をお願いいたします。

弊社の企画及びタイトルに類似し、同一の講師を用いたセミナーに関して、無断の開催はお控えください。