商業施設新聞
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No.812

新たな施設が誕生している猿沢池周辺


北田啓貴

2021/6/29

 ここ最近、新型コロナウイルスのワクチン接種者が増加しているニュースを見聞すると、『アフターコロナになったら行きたい場所』について、考えを巡らせてしまう。「大阪の△△に新しくできた商業施設、休みの日に行ってみたいな」「奈良県に初進出したあの店舗で買い物したいな」という仕事にも関連する願望から「奈良市内や京都市内の観光地などを散歩したいな」というプライベートな願望まで、手指の消毒、ソーシャルディスタンス、将来的にはマスクも気にせず「安心」して行ける日常が帰ってくることを願い続けている。

 そう思う中、取材を通じて早くプライベートでも「安心」して行きたいなと考えている場所が奈良市の猿沢池周辺だ。猿沢池周辺とは北側に世界遺産の興福寺、南側には個性的な雑貨店や飲食店が立ち並ぶ「ならまち」というエリアがあり、近鉄奈良駅からも近く人気のエリアだ。21年に入ってからは新たな商業施設や宿泊施設もでき、今まで以上に散歩がてら訪れたいエリアになってきている。

中川政七商店がオープンした「鹿猿狐ビルヂング」
中川政七商店がオープンした
「鹿猿狐ビルヂング」
 新たな商業施設としては、(株)中川政七商店が4月14日、物販店や飲食店などで構成した「鹿猿狐ビルヂング」をオープン。3000点のオリジナルアイテムが並ぶ「中川政七商店 奈良本店」だけではなく、関西初進出のスペシャリティコーヒー専門店「猿田彦珈琲」なども出店しており、古きよき趣が残る街並みや猿沢池を眺めながらコーヒーを飲み、悠久の時を過ごすことができる。

 また、宿泊施設においては光明興業(株)が4月14日に「ホテル天平ならまち」をオープン。この施設は、猿沢池の畔にあった宿泊施設をフルリノベーションしたホテルで、日本初となる「書」をコンセプトとした施設となっている。そのため、客室には奈良にゆかりのある書家27人が壁に揮毫(筆を使って文字や絵を書くこと)しており、作品を楽しみながら滞在することができる。

 これらのように、新しい施設が誕生している猿沢池周辺に「安心」して行きたい。ただ、筆者自身のことを言うと、30代であるためワクチンの接種がいつになったらできるのか分からない。できるだけ近いうちに接種できるのが理想だが、まだまだ我慢の日々が続きそうだ。
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