商業施設新聞
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2023/11/28(2523号)主なヘッドライン
激戦 九州ドラッグストア市場、コスモスが700店を視野
複合店など各社様々な動き



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 九州でドラッグストアの競争が激化している。福岡を拠点とする(株)コスモス薬品が目標に掲げていた「600店体制」を2023年5月期に達成したが、さらなる出店に意欲を見せている。同社に対抗すべくウエルシアホールディングス(株)や(株)ツルハホールディングスも、新業態の開発やM&Aで勢力を拡大している。福岡県を地場とする(株)ドラッグストアモリも出店が続くとみられ、様々な企業による出店競争・パイの奪い合いは止まる気配がない。

■コスモスが各県で店舗数1位、断トツも複数
 九州で最も多くの店舗数を誇るのは、617店を展開するコスモス薬品だ。10月末時点の店舗数は全県で1位、佐賀県と長崎県を除き、圧倒的な1位を記録する(マツキヨココカラ&カンパニーのみ6月末時点の数値)。自社カニバリも厭わず次々と出店していく戦略が特徴で、徐々に東へと勢力を拡大しているが、やはり地元である九州での勢いは他を圧倒している。ある意味、九州におけるドラッグストア市場は「いかにコスモス薬品と戦うか」という状況でもあるのだ。

(以下、本紙2023年11月28日号1面)




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