商業施設新聞
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2025/6/10(2599号)主なヘッドライン
各地で進行 超大型敷地の活用   
夢洲で50万m²級2つ控える、沖縄では270万m²の利用計画


万博跡地の活用も動き出している
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 連日話題になっている大阪・関西万博だが、早くも跡地の活用が動き出している。約50万m²におよぶ土地を活用するもので、マスタープランではサーキット、ウォーターパークなどが導入例として挙がっている。隣接地では敷地49万m²超を活用するIRの開発が進むが、こうした広大な土地を活用した開発事例は意外に多い。テーマパークの開発計画のほか、沖縄では将来的に約270万m²におよぶ米軍施設跡の活用計画もある。これらの大型計画はエリアの賑わいを支える核として開業への期待が高まりそうだ。

■夢洲はIRと万博跡の2つが進行
 万博跡地の開発は、約50万m²におよぶ広大な土地を活用するもので、2024年秋、マスタープラン策定に向けた民間提案を募集した。1次募集として大林組大阪本店を代表とするグループ、関電不動産開発を代表とするグループを選定。25年4月にはこれらの提案も踏まえ、マスタープランをまとめた。
 それによると、サーキットなどモータースポーツ拠点、世界クラスのウォーターパーク、ラグジュアリーホテル、商業・飲食施設、アリーナ、劇場などを導入機能例として挙げており、大がかりな整備が進んでいきそうだ。万博跡地は「夢洲第2期」として整備が進むが、隣接する「1期」ではIRの整備が進む。万博跡地である2期はIRとの連携も行う方針で、まちづくり方針には1期区域のエンターテインメントなどと連動し、相乗効果を高める機能を導入することを掲げている。その一つが前述のサーキットやウォーターパーク、ラグジュアリーホテルになる。
(以下、本紙2025年6月10日号1面)




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