各地で進行 超大型敷地の活用
夢洲で50万m²級2つ控える、沖縄では270万m²の利用計画
クリックして拡大
連日話題になっている大阪・関西万博だが、早くも跡地の活用が動き出している。約50万m²におよぶ土地を活用するもので、マスタープランではサーキット、ウォーターパークなどが導入例として挙がっている。隣接地では敷地49万m²超を活用するIRの開発が進むが、こうした広大な土地を活用した開発事例は意外に多い。テーマパークの開発計画のほか、沖縄では将来的に約270万m²におよぶ米軍施設跡の活用計画もある。これらの大型計画はエリアの賑わいを支える核として開業への期待が高まりそうだ。
■夢洲はIRと万博跡の2つが進行
万博跡地の開発は、約50万m²におよぶ広大な土地を活用するもので、2024年秋、マスタープラン策定に向けた民間提案を募集した。1次募集として大林組大阪本店を代表とするグループ、関電不動産開発を代表とするグループを選定。25年4月にはこれらの提案も踏まえ、マスタープランをまとめた。
それによると、サーキットなどモータースポーツ拠点、世界クラスのウォーターパーク、ラグジュアリーホテル、商業・飲食施設、アリーナ、劇場などを導入機能例として挙げており、大がかりな整備が進んでいきそうだ。万博跡地は「夢洲第2期」として整備が進むが、隣接する「1期」ではIRの整備が進む。万博跡地である2期はIRとの連携も行う方針で、まちづくり方針には1期区域のエンターテインメントなどと連動し、相乗効果を高める機能を導入することを掲げている。その一つが前述のサーキットやウォーターパーク、ラグジュアリーホテルになる。
(以下、本紙2025年6月10日号1面)
関東/中部

豊洲セイルパーク、商業エリア7月24日開業、物販、飲食など全21店
近畿/中国

JR西日本アーバン開発、北千里グリーンプレイス、7月24日にオープン、吹田市初含む7店展開
九州/四国

アミュプラザ長崎 24年度、全館売上高は338億円、3館体制初決算で新館が奏功
街づくり/都市開発

京浜急行電鉄、品川駅西口地区A地区、延べ31万m²超で着工、多機能集積し29年度竣工へ
小売業界動向

マツキヨココカラ&カンパニー 26年3月期、グループで130店を出店、コスト上昇で慎重な対応
ロジスティックス

プロロジス、東海市に2施設新設、総延べ22万m²超の計画
店舗・施設関連

Idein、対面接客録音サービス、騒音下でも利用可能
ホテル&サービス

ザ ロイヤルパークホテル、函館に出店決定、約200室で27年夏開業へ
外食産業動向

ゴンチャ ジャパン、28年に400店程度に、混雑店の近隣などに出店
泉谷渉連載コラム これがアブナイ記者の街歩きだ!! No.72

大阪・関西万博の意味すること
デベロッパーが仕掛ける公園づくり No.3

三井不動産
M&A総合研究所が解説 小売業のM&A No.2

小売業のM&A事例
開店フラッシュ

そよら長原駅前
開店フラッシュmini

CERVEZA JPN