変化進むDgS業界
ツルハの経営統合迫る、コスモスなど出店継続
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12月1日、ドラッグストア業界最大手のウエルシアホールディングス(株)と(株)ツルハホールディングスが経営統合を行い、売上高2兆円超の巨大ドラッグストアチェーンが誕生する。一方、(株)コスモス薬品は福島県の出店が決まり、東北でも広がる気配を見せる。業界としてM&Aによる店舗網の拡大や再編は進むとみられ、食への注力など様々な動きが出てきそうだ。各社の動向を見ていく。
■ウエルシアとツルハ統合で店舗数は約5700店に
ウエルシアHDとツルハHDの経営統合により、店舗数約5700店、売上高2兆円超のグループが誕生することになる。現時点で(株)マツキヨココカラ&カンパニーが業界最多の店舗数3580店(26年3月期上期末時点)を抱えるが、これを大きく引き離す。
ドラッグストア業界は出店余地の減少など事業環境が厳しくなっている。こうした中、イオングループが持つ食品展開のノウハウ、新プライベートブランドの開発などでシナジーを生み出し、32年2月期には売上高3兆円を目指すという。すでにイオン九州(株)とウエルシアHDは合弁会社を設立し、調剤併設型ドラッグストア+スーパーの「ウエルシアプラス」の展開を始めている。こうした複合業態による出店拡大にも期待がかかる。今後の方針などのビジョンは12月に発表される予定だ。
(以下、本紙2025年11月25日号1面)
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