工場計画情報
新聞情報紙のご案内・ご購読 書籍のご案内・ご購入 セミナー/イベントのご案内 広告のご案内
No.12

福井県、大阪で企業立地セミナー開催、立地環境などを説明


2014/12/9

会場には多くの企業関係者が詰めかけた
会場には多くの企業関係者が詰めかけた
 11月10日、福井県産業労働部企業誘致課(福井市大手3-17-1、Tel.0776-20-0375=企業立地推進グループ)は、大阪市内で「福井県企業立地セミナー in 大阪」を開催した。会場には多くの企業関係者が詰めかけ、福井県の企業立地環境の説明に耳を傾けた。
 福井県では、7月に小浜IC-敦賀JCT間の開通で、舞鶴若狭自動車道が全線開通し、京阪神や中京地域とのアクセスが大きく向上。また、地震などの自然災害リスクが少ないことも特徴で、安価で安定した電力供給体制も構築している。
 設備投資への補助金は、限度額が最大55億円(市町補助金を含む)、補助率は最大30%と全国トップレベルの優遇制度を持つ。また、全国でも珍しい企業受け入れ支援金を設けている。これは福井県外の工場を福井県内に移転する場合、設備運送費や従業員の引っ越し費用などの経費を支援するもので、補助率は50%、補助額は最大で2000万円。さらに設備投資補助金の補助率を10%アップする仕組みだ。そのほか人材面でも、高い教育水準を誇りながら、離職率は全国2番目に低く、職場定着率は日本屈指。また共働き率も高く、女性の労働人口比率は全国トップである。
石塚博英福井県副知事
石塚博英福井県副知事
 同県の企業立地推進戦略本部長を務める石塚博英副知事は「舞鶴若狭自動車道の全線開通により関西圏への軸ができた。このような高速ネットワークの整備により、物・人・資金の流れが変わる」とし、新しく整備された交通インフラや前述の特徴などをアピールし、参加企業へ福井県での立地を呼びかけた。
サイト内検索